• 風邪（初期）
• アレルギー性鼻炎
• 気管支喘息
• COPDなど

• 細菌感染（気管支炎、肺炎など）
• 副鼻腔炎（蓄膿症）など

• 気管支拡張症
• 肺癌
• 肺結核など

後鼻漏

鼻水がのどに流れ、痰のように感じることがあります。アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎で認めることが多い症状です。

• アレルギーなどが原因で気道が炎症を起こし、狭くなります。
• 発作的に症状が出ることが多く、夜間や早朝に悪化しやすいです。
• 咳や痰を伴うこともあります。

• 主に喫煙が原因で、肺や気管支が傷つき、気道が狭くなります。
• 慢性的に症状が続き、徐々に悪化することがあります。
• 咳や痰、息切れを伴うことが多いです。

• 風邪などのウイルス感染に続いて起こることが多いです。
• 一時的な気道の炎症により、喘鳴が出ることがあります。

• 心臓の機能が低下し、肺に水がたまることで、気道が圧迫されて喘鳴が出ることがあります。
• 息切れやむくみを伴うことが多いです。

• 異物誤嚥、腫瘍、声帯の異常などでも喘鳴が出ることがあります。

• 気道の炎症が、夜間や明け方に強まることが多いです。
• ゼイゼイ、ヒューヒューという喘鳴（ぜんめい）を伴うこともあります。

• 喘鳴はなく、咳だけが続くタイプの喘息です。
• 夜間や明け方に咳が悪化しやすいのが特徴です。

アレルギーが関与していると考えられ、のどのかゆみを伴う乾いた咳が出ることが多いです。

• 主に喫煙が原因で、肺や気管支が傷つきます。
• 慢性的な咳や痰があり、夜間や明け方に悪化することがあります。

• 胃酸が食道に逆流し、気道を刺激して咳が出ます。
• 横になると胃酸が逆流しやすくなるため、夜間に症状が出やすいです。
• 胸やけを伴うことが多いです。

• 鼻水がのどに流れ込むことで、咳が出ることがあります。
• 横になると鼻水が流れ込みやすくなるため、夜間に症状が出やすいです。

夜間臥床で肺うっ血が生じやすくなり咳がでます。

• 主に喫煙が原因で、肺や気管支が傷つき、空気の出し入れがしにくくなります。
• 慢性的な咳や痰を伴うことが多いです。

• アレルギーなどが原因で気道が狭くなり、空気の通りが悪くなります。
• 運動時に喘息発作が起こることがあります（運動誘発性喘息）。
• ゼイゼイ、ヒューヒューという喘鳴（ぜんめい）を伴うことがあります。

• 心臓のポンプ機能が低下し、全身に十分な血液を送れなくなります。
• 肺に水がたまり（肺うっ血）、呼吸がしにくくなります。
• むくみや動悸を伴うことがあります。

• 肺の間質（肺胞の壁など）に炎症や線維化が起こり、肺が硬くなって広がりにくくなります。
• 乾いた咳を伴うことが多いです。

• 肺の血管の圧力が高くなり、心臓に負担がかかります。
• 進行すると、安静時にも息切れが出ることがあります。

• 血液中の赤血球が減少し、酸素を運ぶ能力が低下します。
• 全身の倦怠感やめまいを伴うことがあります。

肥満、加齢、神経筋疾患、甲状腺機能異常などでも息切れが出ることがあります。

睡眠中に、空気の通り道（上気道）が狭くなったり、塞がったりすることで、呼吸が止まったり、浅くなったりする病気です。

最も多いタイプ。肥満、扁桃肥大、顎が小さい、舌が大きいなどが原因で、上気道が物理的に塞がれます。

脳からの呼吸指令がうまく伝わらず、呼吸が止まります。心不全や脳卒中などが原因となることがあります。

OSASとCSASの両方の特徴を持つタイプです。SASは、日中の強い眠気、集中力・記憶力の低下、夜間の頻尿などを引き起こします。